お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」
水平埋伏親知らず抜歯したよ
費用は定期メンテナンスに行っており、親知らず抜歯して抗生物質と痛み止め合わせても「4870円」でした。
口腔外科の医師、表面麻酔なし、クソデカ注射針で8箇所くらいドカドカ刺す。まだ始まってもいないのにぼくはもう泣いていた。
インターネットによると親知らずは10分以内に抜けば腫れないらしい。なんだか10分以内に終わらせる感じではあるなと思った。
医者「アゴの骨削るから腫れるよ」
死刑宣告
医者の「腫れるよ」は素人目の「腫れる」という概念を突き抜ける。医者が腫れると言うのだから相当重症になることを覚悟した。
麻酔は局所的に効いていた。切開、砕き、取り出し、縫合(2針)
私がこの歯医者に向かう道中、ずっと爆音で聴いていた『星の墓標』
ミシミシと体が叫んで、どうか意識ごと奪ってと祈った─────
あとから聞いた話だが、術の間に内側の頬や唇を怪我してるらしい。血を吸うバキュームと唇めちゃ痛いわ! なんなら縫合の糸で反対側の口角も切られた。(トドメ?)
動画だと優しいですが、私は顔面に手を添えられて彫刻のように叩き砕かれましたから首まで皮下出血しています。
(抜糸までLINEに経過を貼り続けた)
夕飯は手術より先に食べていたのでちょっと夜お腹空いたな、くらい。
水を飲んでも口の中がヌルヌル。唾液が溜まったと思って吐き出すと血液。
お湯を飲んだらめちゃくちゃ出血した。
夜中は痛み止めと睡眠薬で寝た。
仰向けで寝るとノドに血液が溜まってしまうのでタオルを敷いて横向きで寝た。
眠れないほど苦しいというのは外傷にはない。
鬱で眠れない心痛の方がよほど苦しい。
翌朝から抜糸(ばついと)までが地獄の期間でもあった。
抜歯2日目
ボスから「明日は口が開かなくなるよ」と言われていた。経験者の言葉はありがたかった。翌朝、マジで口が開かなかった。かろうじてスプーンが通るくらい開けることができた。
お茶漬けやモズクを飲んだが思ったより量が食べられず、お茶碗の7割殆ど捨てた。
舌の根っこ部分が痛み、飲み込むことが苦痛で食べることが億劫になってしまった。
(父がヘビースモーカーのため常に受動喫煙状態になるのが本当につらかった)
マタドガスと住んでるみたいなもん。
「食後」という概念を消すため、1日毎食後3回の抗生物質(サワシリン250mg、ロキソプロフェンNa60mg)はアラームをかけて飲むようにした。
頓服で出た痛み止めを当たり前のように飲んでいた
食事
- お茶漬け
- もずく、めかぶ
- うどん
- 具なしスープ
- ゼリー
この辺りをウロウロした。そして歯医者側としてもデカい手術だったのか、1日おきに病院に消毒に行かなくてはならなかった。(交通費合わせて約1,000円飛びつづける)
3日目にコーヒー類(カフェイン)を断ち一切摂取してないことから身体に嫌な震えがきた。
オメガ3、チョコラBB
サプリメントを飲みながら(これだけで空腹状態が満たされたらな)と思った。いつものことだが。
ちょっと夢中になれるゲームがあったのは助かった。
(PS5Amazon抽選で買えていた)
夜中に飛び起きて痛み止め飲んだりした。
ハロウィンやクリスマスが禁止されてても、ゲーム内のイベントなら参加してもバレないしゲームは宗教2世の拠り所だよなと思った。
山上徹也の本はいつ出るんでしょうね。獄中日記でもTwitterみたいな書き方でもなんでもいいからとにかく書いて頒布(出版?)して欲しいよ…
肯定も否定もできないが、隠されてきた宗教2世の存在を世間に出してくれたことは事実となってしまった